高雄市にある美麗島駅の見どころはステンドグラスのホール

台湾の高雄市にある美麗島駅は東西と南北、それぞれのラインが交差する乗換駅です。つまり交通の要というわけですが、一般的に台湾の高雄市の美麗島駅は「世界で2番目に美しい駅」として広く知られています。4500枚のステンドグラスで作られたホールは圧巻で、2015年からは「光のショー」という光によって色が変わるショーで多くの人を引き寄せているスポットです。そこで今回は美麗島駅について紹介していきます。

台湾の高雄市にある美麗島駅ってどんな場所

台湾の高雄市において美麗島駅は、まだ比較的新しい乗り換え駅です。2008年に完成された美麗島駅の名前の由来は1979年に高雄市で起こり、台湾の歴史に刻み込んだ反体制運動弾圧事件「美麗島事件」ですが、もう1つの意味が込められています。それは台湾の別名である「フォルモサ」で、これを意訳すると「美麗島」となるのは意外と知られていないです。そんな駅は地階と地下3階という構造になっているものの、複雑なため、15分以内であれば改札口を再び通る際に新しく料金を払わなくていいようになっています。交通の要であるエリアは地下2階と地下3階で、「世界で2番目に美しい駅」の由来になっているステンドグラスは地下1階です。駅の外にも観光スポットはあり、台湾の有名な観光スポットの1つである六合夜市も近くにあります。

高雄の美麗島駅の「光のドーム」

高雄の美麗島駅には「光のドーム」と呼ばれる円形のホールがあります。赤と青の大きな支柱が特徴的で、その支柱を中心に広がっているステンドグラスは4500枚あり、それを手掛けたのはイタリアのステンドグラス作家、ナルシサス・クアグリアータ氏です。ナルシサス氏が手作業で、しかも4年の歳月をかけて制作したステンドグラスは人間の一生と生まれ変わりを四季になぞらえて表現されています。これだけでも見応えがありますが、2015年からは「光のショー」というスタンドグラスの色が変わっていくショーもあるのが見どころです。このショーは1日3回行われており、基本的に午前11時と午後15時、それから午後20時となっています。ただし金曜日は午後19時、土日は午後17時といったように時間帯や回数が変わっているので要チェックです。

台湾の高雄市にある美麗島駅は2008年に完成された駅で、その構内は複雑です。交通の要であるエリアは地下2階と3階ですが、観光スポットである「光のドーム」は地下1階にあります。青と赤の支柱が特徴的なステンドグラスのホールはそれだけでも必見ですが、1日3回は行われている「光のショー」もまた多くの人を引き寄せています。

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