香港随一の長さを誇るロープウェイ、ランタオ島のゴンピン360

ランタオ島とは香港島の西側にある大きな島で、そこにあるゴンピン360は香港国際空港や天壇大仏など滅多に目に出来ない景色を堪能できるロープウェイです。そこでランタオ島をはじめ、ゴンピン360の魅力を紹介していきます。繁華街に赴いて食べ歩きをするのも良いですが、香港を楽しむならランタオ島のゴンピン360も外せないです。

ランタオ島のゴンピン360について

香港で最大の面積を誇るランタオ島は元々は田舎でしたが、1980年代に高級住宅地ディスカバリー・ベイが増設されていったことをきっかけとなり、島全体が発展していきます。1998年には香港国際空港が、2005年には香港ディズニーランドがオープンし、そして2006年にオープンしたのが空港に隣接した東涌からゴンピンの駅をつなぐロープウェイことゴンピン360です。乗車する町から下車する駅までの距離は全長5.7kmもあり、時間にして25分かかります。そのあいだ窓には見晴らしの良い海と山が広がりますが、「クリスタルキャビン」と呼ばれるキャビンの足元はガラス張りになっているのでちょっとしたスリルを味わえるのが特徴的です。終点であるゴンピンの駅には高さ23mという世界最大の天壇大仏があり、他にもレストランや土産店など観光客向けの店舗が連なっています。

ランタオ島のゴンピン360に行くためには

ランタオ島のゴンピン360に行くためには香港国際空港のターミナルにある東涌行きのバスに乗車するか、あるいは地下鉄や路線バスを使うかのどちらかです。勿論タクシーを利用するのもありですが、香港ではタクシーに営業区域を設けているため、直接アクセスできない可能性があります。こうした営業区域を分かりやすく伝えるためにタクシーは地域ごとで色が変わっており、香港の中心部なら赤で、ランタオ島なら水色、新界なら緑となっているのが特徴的です。付け加えるなら、声をかけてきたタクシーの運転手は正規の運転手ではないリスクが大きいため、乗らない事をお勧めします。いずれにしても無事にMTR東涌駅に到着したら、今度はチケット購入です。しかしゴンピン360は人気スポットなので長蛇の列となっており、おまけにクリスタルキャビンはその人気の高さから料金は高めとなっています。場合によっては1時間以上待つかもしれませんが、ネット役を利用すればそうした事態を回避できるので要チェックです。

ランタオ島のゴンピン360は香港国際空港から近いロープウェイで、絶景を楽しめるスポットでもあります。その距離は全長5.7kmもあり、時間にして25分かかるものの、チケット購入窓口はいつも長蛇の列です。ゴンピン360へのアクセスは空港ターミナルから出発するバスか、路線バスや地下鉄の利用が推奨できます。タクシーは直接行くには不向きなので、お勧めできないです。

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