マカオのタイパ島にある人気の観光名所、タイパ・ハウス・ミュージアム
中華人民協和国の特別区であるマカオは、マカオ半島と複数の島から構成されています。タイパ島もマカオ特別区内にある島の一つで、マカオ半島から南に2.5キロメートル離れた場所にあります。タイパ島とマカオは3ヶ所の橋からそれぞれ往来することが可能で、タイパ島で人気のある観光名所がタイパ・ハウス・ミュージアムです。
人気のタイパ・ハウス・ミュージアム
タイパ・ハウス・ミュージアムはマカオのタイパ島にある博物館です。タイパ島にある観光名所の中でも、タイパ・ハウス・ミュージアムはマカオがポルトガルの植民地であった時代の雰囲気を多く残している建物です。タイパ・ハウス・ミュージアムは5つの建物から成り立っていますが、ポルトガル様式で建築されているのが特徴です。タイパ・ハウス・ミュージアムが開館したのは1999年の12月5日ですが、この年の12月20日にマカオが中国に返還されました。博物館に使用されている建物自体は1921年に建設されたもので、100年近くにも及ぶ長い歴史があります。当時これらの建物を使用していたのはマカイエンサという人々で、マカイエンサとはマカオで生まれたポルトガル系住民のことです。官僚の住宅であった建物もあります。
タイパ・ハウス・ミュージアムの施設
タイパ・ハウス・ミュージアム内にある5つの建物はそれぞれ違った名称がつけられています。その一つが葡韻生活館で、この建物は以前は土生葡人之家という名称でしたが、名前が変更されました。葡韻生活館は2階建ての建物で、ポルトガル人が生活していた当時の家具や装飾品が展示されています。匯藝廊は以前は海島之家と呼ばれていた建物で、マカオに関する写真を展示した写真展などが開催されています。マカオに駐在する各国の領事館の芸術交流の場としても使われている施設です。創薈館は葡萄牙地区之家という名前がつけられていた建物で、マカオに関する情報を知ることができる施設や、お土産を買えるお店が設置されています。切手や写真、書籍などの商品を販売していて、工芸品も購入できます。風貌館はかつて展覧館という名前だった建物で、迎賓館だけは昔から同じ名前です。
タイパ・ハウス・ミュージアムは、マカオのタイパ島にある博物館です。博物館は5つの建物から構成されていて、マカオがポルトガルの植民地であった時代に建設された建物です。タイパ・ハウス・ミュージアムが開館したのは1999年で、マカオが中国に返還された年にオープンしました。5つの建物ではそれぞれ異なった展示物を見ることができます。