東ティモールのディリで豊かな山と美しい海を満喫しよう

東ティモールは、21世紀最初の独立国として知られているインドネシアの東にある小さな共和国です。東ティモールの首都であるディリは、1999年まではインドネシアと独立派の間で度々ゲリラ戦が起こったり、2006年?2008年までは政治混乱が原因で治安が悪化していましたが、2010年以降は政情が落ち着いたため、治安が安定しています。未だ観光地化されていないため、美しい海や山など数多くの手付かずの自然が残っている場所です。

丘の上の巨大なキリスト像

ディリで最大の観光名所と名高いのが、ディリ郊外のファツカマ岬の丘に建っているクリストレイと呼ばれる巨大なキリスト像です。東ティモールは、かつてポルトガルの植民地だったこともあり、国民のほとんどがキリスト教を信仰しています。クリストレイは27メートルもの大きさがあり、下から見上げると圧巻の一言です。クリストレイは丘の上に建っているので、下から見上げるためには長い階段を上らなければなりません。丘の上まで登るのは決して楽ではありませんが、丘の上からはディリの美しい山や海などのまるで絵画のような光景を眺めることができます。

ディリの手付かずの海を満喫しよう

クリストレイの両隣といっても良いほどほど巨大キリスト像から近い場所には、エメラルドグリーンの海と白砂のビーチのコントラストがとても美しいビーチがあります。実は東ティモールの海は、とても澄んでいて美しいことで有名な穴場スポットといえる場所です海岸から5メートルの場所には、サンゴ礁が広がっていて、シュノーケリングで潜ってみるとカラフルな可愛らしい南国の海の生き物達に出会うことができます。まだ観光地化されていないので、人間の手が入っていない自然の姿に出会うことができるので、おすすめです。

伝統的な手織物を扱うタイスマーケット

東ティモールの伝統的な手織物のことをタイスといいますが、ディリ市中心部に近い場所にタイスマーケットというタイスを使用した衣服やカバン、小物などが販売されているお店があります。伝統的な手織物であるタイスでできた衣服やカバン、小物類などは、とても色とりどりで可愛らしい品ばかりです。どれも日本では手に入らない品ばかりなので東ティモールの旅行でのお土産として、散策しながらタイスマーケットに訪れてみてはいかがでしょうか。きっと、お気に入りの一点が見つかることしょう。

東ティモールはまだ観光地化されていないばかりかまだまだインフラ整備も時間がかかりそうな場所ですが、その分人間の手の入っていない手付かずの自然がたくさん残っています。美しい海でシュノーケリングを楽しんだり、ディリで散策を楽しんだりと様々な楽しみかたができそうです。豊かな自然を満喫して日々生活の疲れをリフレッシュしに訪れてみてはいかがでしょうか。

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