草原ばかりじゃない!モンゴル・ウランバートルのおすすめ観光スポット
草原や馬をイメージしがちなモンゴルですが、首都であり最大の都市でもあるウランバートルは政府機関や高層アパートなどが立ち並ぶなど、都会でもありながら自然も豊富な人気の観光地です。ここでは、モンゴルの伝統文化を学べる博物館やアミューズメントパークなど、ウランバートルで是非訪れたい見どころが満載の人気観光地を3つご紹介します。
モンゴルの歴史が学べる国立民族歴史博物館
ウランバートルの中心にある国会議事堂の隣にある「国立民族歴史博物館」は、旧石器時代からモンゴル大帝国時代、清朝支配下時代を経た現代までのモンゴルの歴史を学ぶことができます。豊富な歴史資料が展示されており、国内各地の民族の暮らし方や特徴、地域によって気候が異なるモンゴルならではの民族衣装などが見られます。貴族の墳墓から出土した絹のタペストリーや元寇の後で海から引き揚げられた品などがあり、そのデザインや優れた技術から文明の高さを感じ取れることが魅力です。
ナショナルアミューズメントパーク
ウランバートル市街地の中心部にある「ナショナルアミューズメントパーク」は、ジェットコースターなどの乗り物がある大きな観覧車が印象的な遊園地です。日本の大きなアミューズメントパークと比較するとこぢんまりしていますが、ほのぼのとした雰囲気で地元の子どもたちが元気に遊んでいます。夜になるとライトアップされる夜景の名所としても人気があり、撮影スポットとしても最適となっています。主要ホテルからも近く、家族連れやカップルでウランバートルに訪れる方に大変おすすめです。
モンゴルの魅力が満載のテレルジ国立公園
「テレルジ国立公園」は、ウランバートルから北東へ70キロ、車で2時間弱のところにある人気のリゾートスポットです。山と丘にかこまれた雄大な自然の中にあり、世界中から多くの観光客が訪れます。公園内を満喫するには乗馬トレッキングが最適で、爽快な走りや馬に乗ったまま流れる川を渡ったりと、日本で行う乗馬とは一味違った体験ができます。園内には実際に遊牧民が使っているゲルに宿泊することもできるゲルキャンプもあり、つかの間の遊牧民気分を味わってみるのもおすすめです。
モンゴルと言えば大草原ののどかなイメージがありますが、首都であるウランバートルは近代的に発展している街なので思っていた雰囲気とのズレを感じるかもしれません。しかし、一歩郊外へ出れば、今もなお大自然の中で遊牧民が暮らすイメージ通りの街でもあります。ここではその双方を楽しめる人気スポットをご紹介しましたので、モンゴル・ウランバートルにお出かけの際は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。