タイの古代仏教寺院が集るチェンマイとおすすめ観光地3選

仏教大国タイの中でもチェンマイは、現在も古代仏教を重んじている地域です。街中には長い歴史を刻んできた由緒のある寺院が集っており、厳かな空気を肌で感じられます。世界遺産が多くあるため観光地としても高い人気を誇っているところですが、ここではチェンマイの穴場観光地を紹介していくので参考にしてただけると幸いです。

ワット・プラタート・ドイ・ステープ

標高1.676mのステープ山の山頂にある寺院で、チェンマイを代表する寺院です。650年に創建され、寺院の伽藍から欄干に至るまで燦然とした金色になっているのが特徴。約2,100ヘクタールの広大な敷地を有し、池や庭園のほか僧侶達が暮らす宿坊も備わっています。1992年にユネスコ世界文化遺産に指定されており、世界各国から訪れた観光客で賑わいを見せている場所です。麓からロープウェイで向かうこともできますが、ハイキングコースも整備されているので歩いて向かうこともできます。

洞窟探検ができるワット・ウモーン

「ワット・ウモーン」はチェンマイの東部・ステープ山の麓にある洞窟で、全長3.5kmの最深部にはヒンドゥー教の祠があります。タイ国内唯一の洞窟寺院であり、入り口にはヒンドゥー教で神の使いと言われているガルーダの石仏が二体設置されてるのが特徴です。洞窟内は観光用に歩道が整備されていて、鍾乳石を見てまわることもできます。年間平均気温が約27度というタイですが、この「ワット・ウモーン」内は約14度と非常に気温が低くなっていて、暑さをしのぐことも可能です。

買い物を楽しめるナイルバザール

チェンマイに中心部にある「ナイルバザール」は、観光スポットとしても名高い市場です。約400軒もの露店が軒を連ねており、食料品から日用雑貨・おもちゃまで何でも販売されています。観光客向けのフードコートもあり、そこではタイの名物料理である生春巻きやフォーという麺料理などを味わえます。昼間だけでなく夜も営業している店が多く、現地市民と観光客が大勢行き交うチェンマイ有数の繁華街です。お土産にできる民芸品やタイの伝統衣装などを扱うところもあり、買い物を満喫できるスポットになっています。

以上、タイ・チェンマイのおすすめ観光地の紹介でした。首都バンコクは近代都市の象徴ともいえる高層ビルが建ち並ぶ大都会ですが、チェンマイは今も古代仏教の寺院が多く古き良き時代の風景を残している一帯です。タイの風情を旅行で満喫したいという方にはおすすめできる場所であり、世界遺産に指定されている寺院巡りや地元の市場を覗くと新しい発見ができることでしょう。

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