バングラディッシュで有名なチッタゴンってどんな観光地なんですか?

バングラディッシュのチッタゴンは、バングラディッシュ最大の港町として有名な町でしたが最近は観光都市として大きく発展してきています。首都のダッカは平地ですが、チッタゴンは山や川の直近にありますので目的によって色々な旅行計画を立てる事も出来ます。今回はそんなチッタゴンのランドマークについて、ポイントを3つ程厳選して述べて行く事とします。

チッタゴンの概要について。

チッタゴンはバングラディッシュ南東部に立地した都市であり、チッタゴン県の県都にして中心地でもあります。2011年時点で人口が372万437人を記録しており、これは首都ダッカに次いで国内2位の記録です。数千年に渡り交易地として発展してきた実績があり、現在においてもバングラディッシュの貿易のメインの港でもあります。そして最近は、バングラディッシュが世界に誇る美しい自然の浜辺のコックスバザールビーチに近い事等から、観光地としても知られる様になってきています。『バングラディッシュで最も清潔な町』という呼び声も高く、政府も観光誘致や投資に大きく注力している事もポイントです。

コックスバザールビーチについて。

チッタゴンから南へ約150km程行った地点に立地するのが、コックスバザールビーチです。世界最長のビーチであり、全長が125km程もあります。特に必見なのが引き潮の時で潮が引いた後の様子は日本の海沿い出身の人であっても、感心する様な迫力を持っています。バングラディッシュ屈指の観光地でもあり、魚介類の美味しさや夕日の美しさの観点でも、必ず押さえておきたいランドマークと言えます。最初から此処を目的とするも良いですし、チッタゴン観光の締めに持ってくるというのも悪くありません。旅行計画の中心軸にしたいランドマークと言えます。

ポテンガビーチについて。

チッタゴン屈指のランドマークにして、コックスバザールビーチ共々押えておきたいランドマークがポテンガビーチです。市街地から、南へ1時間程車へ行くと到着しますが、此処は夕日の美しさで定評があるランドマークになります。該当する時間になると、夕日目当ての観光客や地元の人で大賑わいとなり、時には座る場所が見つからない事も珍しくありません。バングラディッシュの地元の雰囲気を、より味わいたい人にもお勧め出来るランドマークとも言えます。ちなみに、屋台も沢山出ており、食事もとても美味しい事も押えておきたいポイントになります。ただ、1つだけ注意点もありお酒の露店もありますが、バングラディッシュはイスラム教徒が多い国です。イスラム教では禁酒が決まりですので、飲みたくなった時には周辺への配慮は必ず忘れないで下さい。

チッタゴンはバングラディッシュ屈指の港町であり、国内2位の規模を誇る大都市です。最近では観光の方にも国を挙げて注力している事もあって、町には多くのランドマークがあり、特に有名な物としてはコックスバザールビーチやポテンガビーチがあります。ちなみにこれ以外にも、バヤジッド・ボスタミ聖者廟やフォイズ湖等、押えておきたいランドマークがありますので、観光の前には簡単にでも訪問計画を立てておく事をお勧めします。

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