ネパールのカトマンズにあるスワヤンブナートの魅力を解説していきます

スワヤンブナートはネパールのカトマンズ盆地にある仏教寺院であり、ユネスコ世界遺産にも登録されている著名な観光地として知られています。ネパール仏教の寺院ですが、ネパール仏教についてよく知らないという方でも感銘を受けられる外観と内装を持ちます。そんなスワヤンブナートの魅力について、様々な観点から詳しく解説していきます。

ネパール最古の仏教寺院

ネパールには様々な寺院がありますが、その中でも最古とされているのがスワヤンブナートです。ユネスコの世界遺産に登録されており、世界中からたくさんの観光客が訪れています。スワヤンブナートはカトマンズの中心部からは西に3㎞のところにありますが、交通機関が整備されているので十数分で訪れることが可能です。スワヤンブナートを訪れた時に最初に目に入ってくるのが400段弱の階段であり、ここを登り切ったところに高台があります。この高台には複数の仏塔が立ち並んでおり、圧巻の景色が広がります。ここはかつて湖だったとされていて、そのころから寺院がすでに立っていたという伝説があります。神秘的な魅力を持っていることもスワヤンブナートの人気にも繋がっています。400段弱の階段の横には様々な像があり、それぞれに趣があります。

寺院内にある黄金の仏塔

スワヤンブナートには様々な仏塔がありますが、中でもひときわ目を引くのが黄金の鉄塔です。黄金の鉄塔は寺院の中央にあり、下部が白いドーム状になっていて上部の四方にはブッダアイが配置されています。黄金の仏塔は15mもの高さを持ち、数キロ離れたところからでも見えます。この仏塔には5色の鮮やかなタルチョが伸びていて、それがカトマンズを代表する景観を生み出しています。黄金の仏塔を取り囲むような形でマニ車が並んでいることも特徴です。カトマンズの巡礼者は右回りにマニ車を回しながら歩きます。ここで見られるブッダアイは日本の寺院にはあまりないものなので、日本から来た観光客の多くが驚きます。日本にはたくさんの寺院がありますが、日本とネパールでは寺院の内容に大きな違いがあることが感じられます。そういった発見が出来る場所としても人気です。

スワヤンブナートはカトマンズのみならず、ネパールを代表する寺院であり、寺院に精通している方もそうでない方も大きな感銘を抱く場所として知られています。階段が400段弱あるため、登りきるのは少し大変ですが登り切った後にはここでしか見られない景観があります。寺院内にある黄金の仏塔とブッダアイが観光者を神秘的な世界へと導きます。

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