台湾の歴史とグルメが満喫できる台南旅行

台南は、台湾南部エリアでは高雄と並んで人気のある観光スポットです。以前は台湾の首都として栄えた古都として顔を持ち、かつての支配国であるオランダや中国、日本が残した貴重な建物や史跡が数多くあります。街を歩くだけでノスタルジックな雰囲気にひたることができるほか、台南発祥のグルメや南国ならではのフルーツも堪能できます。

「台湾の京都」とも呼ばれる台南市

台南は、台湾島の南西部に位置する人口台南市を中心とする人口約190万人の年です。ここは台湾の中でも最も歴史の古いエリアのひとつで「台湾の京都」とも呼ばれます。市内には多くの旧跡が残されており、国内最大の観光地のひとつとなっています。台南市は1600年代にオランダに統治され、その後は漢民族の明朝、清朝によって統治される時代を経て1896年から50年余りにわたり日本が統治しました。そのため西欧や中国、日本の面影が残るエキゾチックな街並みが特徴です。また「美食の街」としても有名で多くの有名店が点在しています。

一年を通じて温暖、オススメは11~12月

台南市は熱帯モンスーン気候に属し、一年を通して気温が高く、特に5月から10月までの半年間は日中の平均気温が30度を超える日が続きます。旅行に適しているのは、気候が穏やかで晴れの日の多い11月~12月と言われています。かつては台湾の首都だった台南市には寺院や楼閣など重要な史跡が各所に点在しており、まさに「台湾の京都」です。オランダ軍によって建てられた「赤?楼」やイギリスの貿易会社から日本の貿易会社の引き継がれてた倉庫「安平樹屋」、レトロな街並みが魅力の「神農街」などが有名です。

台南発祥のグルメも人気!

北部の台北などが中華料理の影響が強いのに対し台南ではオリジナルの台湾料理の数々を味わうことができます。また、オランダ統治時代のヨーロッパ風の料理、南国ならではのフルーツや豊富な魚介類を活かした料理もあり、バラエティーに富んだグルメが楽しめます。台南を代表する名物の麺料理が「担仔?(タンツーメン)」で、中細のストレート麺を使用し、濃厚な香りの肉そぼろ、エビのスープという組み合わせです。老舗から新進気鋭のお店まで、それぞれのお店がしのぎを削っていますが、基本的に飽きの来ない味わいが魅力です。安くておいしい料理が堪能できる「夜市」もオススメです。

台南市は南国の美しい景色、異国情緒豊かな街並みや建物、そして日本人にもファンの多いグルメが楽しめる場所です。曜日ごとに異なった場所で開かれる「夜市」も名物のひとつで、お祭りのような雰囲気の中で料理や余興、ちょっとしたゲームなどの露天が所狭しと立ち並びます。立ち食いが基本で、開放的な気分にひたりながら夜歩きが楽しめます。

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