ブータンのプンツォリン周辺には様々な観光名所があります

プンツォリンはブータンの南端でインドと国境を接するチュカ県の県都であり、同国では首都ティンプーに次ぐ第二の都市です。この街は行政上プンツォリン村とサンフェリン村に分かれており、ブータンでは村のことをゲオクと呼びます。プンツォリンはインドのジャイガオンと隣接していて国境貿易によって繁栄してきた歴史のある街です。周辺地域にはタクツァン僧院のような仏教寺院などの観光名所も多いため、世界中から多くの観光客が訪れています。

ブータンのプンツォリン周辺にある観光名所

パロにあるタクツァン僧院はブータンのプンツォリン周辺で観光客に最も人気となっている場所で、標高約3000mの断崖絶壁に張り付くように建てられています。この荘厳な雰囲気の僧院はチベット仏教の聖地であり、観光客だけでなく世界中から多くの参拝者が訪れます。タクツァン僧院はパロ郊外の山の上にあるため、麓の登山口まで車で行ってさらに2時間ほど山道を登ることになります。僧院に辿り着くまでが大変ですが、参拝後には大きな達成感を得ることができるため観光客にも人気の場所です。

プンツォリンの周辺で人気の観光スポット

パロにあるドゥゲ・ゾンは1647年にブータンがチベットと戦って勝利した際に、戦場となった場所に勝利を記念して建てられた城です。もともとはチベット軍の侵攻を防ぐ目的で築城されたものですが、1951年に火事で消失し現在は廃墟となっています。この城は「女神の聖なる山」を意味する標高7316mのチョモラリへの登山口でもあり、多くの人々が訪れる場所です。パロでは映画のロケ地にもなり、現在も県庁として使われているパロ・ゾンという城も観光客から人気のスポットとなっています。

プンツォリンは旅の拠点に最適です

ブータンのプンツォリンはチュカ県に属する街でインドと国境を接しており、人や物の往来が多いという特徴があります。チュカ県はブータンにおける商業と金融の中心地で、県内には1988年に完成した国内最古のチュカ水力発電所と国内最大のタラ・ダムがあります。ブータン国内では最も栄えている地域がチュカ県であり県都のプンツォリンでは快適に過ごすことができます。同国内には様々な観光名所があるので、ホテルなどの施設も多いプンツォリンを旅の拠点としながら各地を巡るとよいでしょう。

ブータンの南端にあるチュカ県の県都であるプンツォリンはインドとも国境を接しており、同国内では首都のティンプーに次ぐ第二の都市です。パロのタクツァン僧院やドゥゲ・ゾンなど、周辺地域には様々な観光名所があり世界中から多くの人々が訪れています。チュカ県はブータン国内で最も発展した地域で、プンツォリンにはホテルなどの施設も多いので旅の拠点に最適です。

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