ウンドルドブ草原とモンゴルで訪れたいおすすめ観光地

モンゴルというと大草原をイメージなさることでしょう。その大草原が「ウンドルドブ」という名で、モンゴルの約60%もの面積を占めるほどです。ここでは数多くの遊牧民が移動しながら暮らしており、自然と共存した暮らしを送っています。ここでは「ウンドルドブ」の詳細情報と、モンゴルのおすすめ観光地を紹介していきます。

世界最大面積の世界遺産ウンドルドブ

首都ウランバートルから車で2時間の位置にある「ウンドルドブ」は、モンゴルの国土面積の60%を占める大草原です。ステップという背丈の低い草しか生息していないのが特徴で、約200の遊牧民が羊や山羊を連れて移動しながら生活しています。「ウンドルドブ」は1997年にユネスコ世界自然遺産に登録され、世界最大面積の世界遺産になりました。モンゴルを代表する観光地で、草原内には遊牧民の暮らしを体験できるツーリストキャンプもあります。ウランバートルから観光ツアーを開催しており、車で草原を見てまわることもできます。

チンギスハーン騎馬像テーマパーク

首都ウランバートルの東部に位置する「チンギスハーン騎馬像テーマパーク」は、2006年に開園しました。アジアから東ヨーロッパまでを支配下に置いたモンゴル帝国の初代皇帝チンギスハーンの騎馬像がメインゲート前にあり、高さ40mの巨大な像が訪れる人々を出迎えています。東京ドーム30個分の広大な敷地内には計200種類のアトラクションがあり、モンゴル帝国時代の遺物を展示している博物館も併設されているところです。観光客だけでなく現地市民も数多く訪れる人気観光地になっています。

モンゴルの台所・メルクーリ市場

ウランバートルの中心部にある「メルクーリ市場」は、1780年に設置された公設市場です。屋内型の市場内には計200軒の店が連なっており、羊や豚の肉や魚・野菜などの食材と日用雑貨を販売しています。モンゴルの台所として機能しており、地元市民と観光客で賑わいをみせる市場です。併設されている食堂ではモンゴルの郷土料理を提供しており、チャンサン・マハという牛肉の塩ゆでや、ホーショールという餃子に似たひき肉の包み揚げを味わえます。「メルクーリ市場」周辺は繁華街なので散策を楽しみつつ食事をするのにも良い場所です。

以上、大草原「ウンドルドブ」とモンゴルで訪れたいおすすめの観光地の紹介でした。モンゴルは日本と古くから友好関係にある国で、国技の相撲に至ってはモンゴル人力士が数多く活躍しているほどです。アジアの中でも数少ない豊かな自然を今も残している国で、身近な国でありながら日本とは違った大自然を体感できます。広大な草原を目にして、新たな発見をしてみるのも良いでしょう。

関連記事