ミャンマーのニャウンシュエで素敵な湖と人の優しさに癒されよう
東南アジアのインドシナ半島に位置するミャンマー。その国の東側にある都市がニャウンシュエです。そばには観光で有名なインレー湖があるため、都市自体が観光拠点となっています。数多くのゲストハウスもあり、ローカルマーケットを散策するなどの楽しい思い出を作ることが出来る場所です。南国の穏やかな暮らしと自然に触れて、癒やされましょう。
ニャウンシュエそばにあるインレー湖
ミャンマーのインレー湖は非常に有名な観光スポットです。ニャウンシュエのすぐそばにある湖で、湖上に建てられた家屋や伏せ網で漁業をする様子など、素朴な人々の暮らしを見ることが出来ます。浮島や浅瀬にはリゾートホテルが建築され、観光客向けのボートツアーなどを行っています。9月から10月にかけてはイカダ祭が開催され、黄金の船カラウェイやボートレースなどを楽しむことが出来ます。湖の上にはガーペー寺院というお寺も存在しており、ミャンマーの人々の信仰の強さがうかがえることでしょう。
ローカルマーケットで南国フルーツ三昧
ミャンマーの人々の温かさに触れられるスポットが、ニャウンシュエのローカルマーケットです。アボガドやバナナ、スイカなどのフルーツがたくさん積まれており、まさに南国の市場といった雰囲気を感じることが出来るでしょう。市場にはレストランもあり、現地の食べ物をふるまってくれます。売店に出ているおばさんはミャンマー人の優しい笑顔で迎えてくれ、試食ももちろん可能です。小さなパンケーキなどお菓子の類も充実しており、グルメと人情を味わうことが出来るニャウンシュエの和みスポットです。
シュエヤンウェ僧院で仏教に触れる
ニャウンシュエにあるシュエヤンウェ僧院も、この都市に訪れたなら見ておきたい観光スポットです。19世紀に建てられた僧院で、屋根や柱などにきめ細やかな彫刻が施されています。階段飾りには、ミャンマーで信じられているピンサ・ルーパという架空の動物が使用されており、神秘的な雰囲気を醸し出します。シュエヤンウェ僧院は現在も多くの僧侶が在籍しており、洗濯した法衣を干しているお坊さんの日常風景を見ることが可能です。勉強をしている小さい子どものお坊さんや、僧院に住む猫など和やかな空気を感じることが出来る場所です。
ミャンマーは総人口の内、約9割が仏教を信仰しているという仏教国です。お坊さんの数も多く、托鉢に出かけるお坊さんたちの姿を見ることもあるでしょう。日常にそうした風景が溶け込み、自然と共に暮らしているのがニャウンシュエの最大の魅力です。疲れた心を癒やしたいというときや、人の優しさに触れたいときにはぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。