世界遺産にも登録されている、デリーのクトゥブ・ミナール

インドには数多くの観光名所がありますが、その中でも毎年多くの旅行客が訪れているのが、デリーにあるクトゥブ・ミナールです。デリーはインドの首都で、インド国内の政治と経済の中心地でもある都市です。1000万人以上の人が生活している大都市デリーの中にあるのがクトゥブ・ミナールで、インドの歴史を象徴している伝統のある建物です。

デリーの世界遺産、クトゥブ・ミナール

クトゥブ・ミナールは、デリーにあるミナレットで、クトゥブ・ミナールとその周囲にある建物は、あわせて世界遺産に登録されています。ミナレットとは、イスラム教の宗教施設に建設されている塔のことで、モスクやマドラサなどの建物に付随していて建てられています。クトゥブ・ミナールがデリーに建設されたのは1200年前後のことで、インドを統治した奴隷王朝の創始者であるクトゥブッディーン・アイバクによって建設されました。塔の部分だけが単独で作られたわけではなく、クワットゥル・イスラーム・モスクという建物に付属して建設されたのが、現在まで残っているクトゥブ・ミナールです。この塔が文化的にも貴重な価値を持っているのは、インド伝統のヒンドゥー様式とイスラム様式をミックスしたデザインが採用されているからです。

世界で一番高いミナレット

クトゥブ・ミナールは全長72.5メートルの高さを持つ塔で、世界に存在するミナレットの中でも、最も規模が大きいものです。ですが、建設された当初は今よりも高い塔であったと伝えられていて、雷や地震の天災によって、現在の高さになりました。100メートル程度の高さがあったものと推定されています。塔は地面に近い部分よりも高い部分の方が面積が狭くなっていて、地面の部分の直径はおよそ14メートルの長さがあります。それに対して頂上の部分は、直径が2.75メートルであることから、遠くから見た場合、先端が鋭くとがった形になっている塔です。建物の内部には階段が設置されていて、全部で378段の階段があります。以前は一般の観光客も階段をのぼることができましたが、現在は建物の内部には入ることができないようになっています。

クトゥブ・ミナールはインドの首都デリーにある歴史的な建造物で、奴隷王朝の建国者によって建設されました。1200年ごろに建設された建物で、クワットゥル・イスラーム・モスクというイスラム教の宗教施設に付随してつけられている塔です。世界で一番高いミナレットとしても有名で、地面から頂上まで72.5メートルの高さがあります。

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