バンコクに行くなら黄金と輝くエメラルド寺院を堪能すべき

タイのバンコクにある王宮寺院の「ワット・プラケオ」、その別名を「エメラルド寺院」といいます。皆に親しまれている由緒ある寺院であり、建物の装飾もエメラルド色が多く使われています。黄金と輝く緑のコントラストは煌びやかで、見ているだけでも豪華で華やかな気分にさせてくれる寺院です。バンコクでの旅行をより楽しめるように、エメラルド寺院の歴史とおすすめをお伝えしていきます。

エメラルド寺院の歴史

エメラルド寺院は、1782年に前王朝トンブリ王朝から現在の王朝であるチャクリー王朝に変わる際、バンコクに王都を移しました。その時に新たな寺として菩薩寺を建てたのが、このワット・プラケオ(エメラルド寺院)の始まりです。そして2年後の1784年に寺院は完成しました。
エメラルド寺院は王宮内にある王室寺院です。タイでもとても格式の高い寺院で、観光できるのは寺院の一部分となっています。王室専用の仏教儀式の場であることから、僧侶がいないのは大きな特徴といえるでしょう。本堂のエメラルド仏(エメラルドブッタ)はタイで最も重要な仏像とされています。エメラルド寺院の名前の由来は、本堂に祀られるエメラルド色の仏像からきているのです。そんな歴史ある重要な仏像をみることができるのはとてもありがたいことです。

エメラルド寺院の見どころ

エメラルド寺院の見どころはなんといっても、本堂に祀られるエメラルド色のエメラルドブッタです。エメラルドブッタの体には金色の袈裟がまとってあり、ライトアップされています。その姿はまさに後光が差すように美しく、圧巻されること間違いないでしょう。そして年に3回衣替えとして、季節に合わせた衣装になることも有名です。この衣装替えは国王自らが行っているので、タイでは愛されるべき存在であることが分かります。他にもエメラルド寺院を囲う屋根付きの回廊にある煌びやかで色鮮やかな絵画や、プラ・モンドップと呼ばれる建物の前にいる、ナーガの像が門を守っていて神様としてタイでの人気も高いです。ちなみにヤックは鬼で、ナーガは蛇神の化身です。他にもたくさんの見どころがあり、どこも精巧で煌びやかで思わず感動する建物が多いです。バンコクに来た際には一度は観光することをおすすめします。

タイのバンコクにあるエメラルドブッタで有名なエメラルド寺院をご紹介しました。タイで一番格式高いエメラルド寺院(ワット・プラケオ)は歴史的な観光スポットで、その国の歴史や文化を肌で感じることができます。実際にエメラルドブッタを目にすると、言葉を無くしてしまうほどの感動をもたらします。興味を持った方はぜひ足を運んで堪能してみてください。

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