昔の東京の雰囲気が残る浅草の人気スポット2選
東京の下町にある浅草は、みどころが満載の日本を代表する観光地です。東京の中でも江戸情緒を感じることができる特別な街として海外でも広く名前が知られており、日本人はもちろんのこと外国人観光客も大勢訪れます。ここでは、東京・浅草の王道とも言える人気スポットを2つご紹介しますので、改めてその魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
富士山に並ぶ日本の顔「浅草寺」
日本のランドマークと言えば、富士山とこの「雷門」の大ちょうちんを連想する人が多いのではないでしょうか。1400年近い歴史を持つ東京で一番古いお寺である浅草寺の山門で、浅草観光のスタート地点とも言える人気スポットです。境内にはメディアやガイドブックで紹介される本堂以外にも、本尊の観音様を助ける十二支を祭っている「影向堂」や、思わず見上げてしまう「五重塔」など見所が満載で、1年を通して大勢の観光客で賑わっています。基本的に24時間参拝可能となっており特に閉門日などもありませんので、自分の都合に合わせて足を運べることが大きな魅力ですが、本堂だけは朝6時から17時までの開門時間となっているので、どうしても本堂の内部に入ってお参りをしたい場合は時間に合わせて訪れるようにすることが大切です。
江戸時代から栄える商店街「仲見世通り」
浅草寺の表参道である仲見世通りは、日本で最も古い商店街です。雷門からおよそ250メートル続く仲見世通りには90店近いお土産店や飲食店が参道の両側に軒を連ねており、参道の石畳と電飾看板で統一された光景は絶好の写真スポットでもあります。日本らしい柄の傘や手ぬぐいなどを販売しているお店が多いですが、電柱を周辺から全て撤去してこの江戸情緒が残る風景を守り続けていることも仲見世通りの大きな魅力と言えます。営業時間はお店によってさまざまですが、だいたい朝9時から10時前後が開店時間で夕方17時から18時前後に閉まるお店が多く、この時間帯は空いているので人ごみを避けたい方はこのタイミングを狙いましょう。揚げまんじゅうやきびだんご、きんつばなど東京ならではのお菓子を食べ歩きしながらぶらぶら散歩するのもおすすめです。
浅草に行ったら外せない王道の観光スポットをご紹介しましたが、周辺にはまだまだ魅力的な見どころがたくさんあります。浅草は街自体がコンパクトにまとまっているので、1日あれば充実した観光を満喫できるのが魅力です。東京きってのパワースポットでもありますので、機会を見つけて浅草観光に出かけてみてはいかがでしょうか。