フィリピンのセブ島にあるカワサン滝の魅力や特長について
フィリピンのセブ島はフィリピン中部のビサヤ諸島にあって、南北におよそ225キロメートルの長さがある細長い島です。この島と周辺の島とでセブ州を形成していて、最大都市のセブ市をはじめとする6つの市はメトロ・セブと呼ばれます。風光明媚な地域であり著名なリゾート地であることから、多くの観光客がここを訪れます。また、スペインによる植民地化の歴史を物語る史跡や建造物が多くあります。
セブアノ語が地元の言語ですが、タガログ語や英語もよく通用しています。
セブ島のカワサン滝について
カワサン滝はフィリピンのセブ島の南西部にあってセブ島最大の滝つぼを持っているため、迫力のあるアクティビティが楽しめることから、フィリピン有数の観光スポットとして世界中から多くの観光客が訪れるだけでなく、地元の人にも人気のある場所であります。
滝のある場所は非常に広い敷地であって、お目当てのカワサン滝までは草木の生い茂る川沿いの道を歩いて向かいます。セブ市は都市化と開発が進んでいますがここでは自然の豊かさが実感でき、ここが地元に人にも人気がある理由です。滝に到着するまでの間には川で洗濯をする住民を見ることもできます。
3つある滝のうち最大の滝は高さが40メートルもあり、すべての滝の特長は非常に鮮やかな青さを持った水であり、その神秘的な佇まいが到着までの徒歩を忘れさせてくれます。この水は山岳地帯からの純粋な流水であるので、冷たくて透き通っているきれいな水です。
いかだボートに乗って滝つぼに行けば滝行の体験ができ、崖からは豪快なダイブまでもが可能です。
カワサン滝のアクセスなどについて
セブ島の南西部にあるこの滝は、セブ市中央部からは車でおよそ3時間かかりますが、市内から直行バスが出ているほか、公共交通機関を使っての経路も確保されていますので、アクセスには不自由がありません。直行バスとでな自力で到着したいのであれば、市中心部にあるバスターミナルから案内板をもとに目的地が記載されたバスに乗車します。ガイドやツアーに頼ることなく行く場合には英語を使っての問い合わせを余儀なくされますが、英語は通用されている地域ですので語学に自信のない人でも挑戦するに値する行程であると言えます。ただし、所要時間が3時間を超えますので安価なエアコンなしのバスに乗ると、暑さ対策のために窓を全開にしますので、ほこりや排気ガスが車内に入ってきてしまいますので、エアコン装備のバスにしたほうが賢明です。
植民地時代の名残がある街並みに近代化と都市化の波が到来しているフィリピンにあって、リゾート地として多くの観光客が訪れるセブ島ですが、地元の生活や自然を堪能したいのであればカワサン滝は有効なスポットであります。
到着までの道中に垣間見られる地元の人々の生活や文化を肌で感じながら、極限まで清らかな水を湛えた滝でのアクティビティのコントラストは、多くの人を魅了してやまない場所になっています。