ブルネイを代表する「ブルネイ博物館」とバンダルスリブガワンのおすすめ観光地

ブルネイの首都バンダルスリブガワンは、国内随一の観光内として世界各国から年間を通して数多くの観光客が訪れます。観光名所が点在しているバンダルスリブガワンには、ブルネイの歴史や産業に関する展示物を見ることができる「ブルネイ博物館」や、国立公園でアウトドアアクティビティを満喫することもできます。ここでは「ブルネイ博物館」の詳細情報とおすすめ観光地を紹介していくので、参考にしていただけると幸いです。

ブルネイの歴史が満載「ブルネイ博物館」

バンダルスリブガワンの官庁街にある「ブルネイ博物館」は、1965年に建設された施設です。ブルネイ政府が管轄している国立博物として機能しており、地上3階建ての建物内には計1万2,000点もの収蔵品が展示されています。ブルネイ国内の遺跡で発掘された遺物から、現在の主要産業となっている天然エネルギー・動植物など、5つのエリアに分けて個々にパネルと収蔵品で解説されている学習施設です。「ブルネイ博物館」は観光スポットでもあるため、施設内には公用語だけでなく英語・中国語・スペイン語・日本語の案内表記がなされています。バンダルスリブガワン市内を巡るトロリーバスの停留所があり、市の中心地から約10分で向かえます。ブルネイをより深く知ることができる施設で、観光と学習を兼ねて訪れる方が多いです。

亜熱帯森林を散策できるテンプロン国立公園

バンダルスリブガワンから南西45kmの地点にある「テンプロン国立公園」は、約3,500ヘクタールの広大な敷地面積を誇る亜熱帯雨林です。絶滅危惧種に指定されている世界最大級の花であるラフレシアや、オランウータンなど希少価値にある動植物が「テンプロン国立公園」で生息しています。1999年にはユネスコ自然遺産に登録されたことで、ブルネイを代表する観光地となりました。バンダルスリブガワンで「テンプロン国立公園」内を散策できるトレッキングツアーが開催されており、このツアーに参加すれば専属ガイドの案内を受けながら熱帯雨林内で動植物の観察をすることも可能です。毎年5月から9月の雨季にのみ出現する湖もあり、神秘的な光景を目の当たりにできます。森林浴を体験して心身ともにリフレッシュできる場所です。

以上、ブルネイの首都バンダルスリブガワンにある「ブルネイ博物館」と、おすすめの観光地の紹介でした。東南アジア諸国の中で天然エネルギー資源が豊富なブルネイは、今も緑が豊かに残っている国です。観光地としても魅力的な場所であり、「ブルネイ博物館」を訪れると国の魅力が何なのかを具体的に知ることができるでしょう。

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