ダッカにあるローズ・ガーデン・パレスってどんな場所なんですか?
バングラディッシュの首都であるダッカにある、ローズ・ガーデン・パレスはダッカを代表する有名なランドマークの1つです。19世紀の終わり頃に社交界の裕福な人々の社交場として建設された建物で、オールドダッカ地区を探すと発見出来ます。ローズ・ガーデン・パレス内には特徴的な大理石の像もあり、とても落ち着いた雰囲気の場所なので、バングラディッシュに入りダッカ観光をする時に1度は訪れたい場所です。今回は、そんなローズ・ガーデン・パレスとオールドダッカ地区の特徴についてポイントを2つ程述べていく事とします。
ローズ・ガーデン・パレスの詳細とは?
バングラディッシュのダッカのオールドハウス地区に立地する、ローズ・ガーデン・パレスですが名前からして沢山のバラがあるイメージがありますが、現在はバラ園はありません。ですが、社交界を意識して作られただけあり、庭園や建物の美しさには一見の価値があります。特徴的な大理石の像が敷地の中心にあり、セントラルホールと8つの部屋、2階には5つの部屋とダンスホールという作りをしています。当時の貴族達がどういう生活をしていたかが、伺い知れる物があり中々日本では見る事が出来ない物で、色々な興味が尽きない物があります。ダッカ内はイスラム教関係の場所が多く、その視点で考えると貴族文化とミスマッチなのでは無いかと言えば、そんな事は無く、周囲の景観と不思議と調和している事等も面白いポイントと言えます。バラ園があった当時の事を思い浮かべつつ、内部見学してみるというのも1つの楽しみ方です。
立地するオールドダッカ区域とは?
ローズ・ガーデン・パレスの立地するオールドダッカ地区は、バングラディッシュの首都のダッカの旧市街に当たります。バングラディッシュは現在、観光誘致に力を入れている事もあり首都のダッカも開発が進んでいますが、その結果旧市街と新市街で雰囲気が随分変わる様にもなりました。新市街には、これから発展していくバングラディッシュの将来が見えて、旧市街の方には伝統と歴史が垣間見える様になっています。例えば、ローズ・ガーデン・パレス周辺にはスター・モスクと言って、18世紀の裕福なイスラム教徒が建築した星のモニュメントが特徴的な建物がありますし、ブリガンガ川の港であるショドル・ガットには、昔ながらのバングラディッシュの小舟が沢山停泊しているのを見る事も出来ます。何れもローズ・ガーデン・パレスと同じくランドマークと言える場所なので、こういった場所もローズ・ガーデン・パレス訪問と一緒にチェックするのも悪くありません。
ローズ・ガーデン・パレスはバングラディッシュの首都のダッカ市内の、オールダッカ地区に立地した建物の事を言います。現在はバラ園こそありませんが、往年の貴族文化に思いを寄せられる興味深い品々が沢山あります。そしてオールドダッカ地区全般で見た場合にも、周辺にはスターモスク等、ランドマークと言える場所が多いので、訪問の際には必ずチェックする事をお勧めします。