ブルネイの首都であるバンダルスリブガワンにあるラパウとはどんな場所ですか?
ラパウはブルネイの王族が特別な儀式が行われるホールの事であり、バンダルスリガワンのランドマークとして有名な王族の宝物の無料博物館であるロイヤルレガリアと、ブルネイ歴史博物館の間に立地しています。今回は、そんなラパウが立地するバンダルスリブガワンとランドマークや、ラパウの詳細についてポイントを2つ程述べていく事とします。
バンダルスリブガワンは名所が豊富です。
ブルネイは人口14万人程の小国ですが、とても裕福でありバンダルスリブガワンはその首都に当たります。日本語に訳すと、『神様の特別な港』という様なニュアンスになる名前である事もポイントです。アジア最大のモスクであるジャミヤシル・ハサニル・ボルキアモスクことニューモスクや、スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスクことオールドモスク等、世界的に有名なイスラム関係の寺院が多い事等でも知られています。ちなみに、ブルネイは立憲君主制を採用している関係もあり、王族が今もいる国で国内には王族関係の施設も少なくありません。ラパウやロイヤルレガリアはその中でも代表的な施設になります。他の特徴では、ダム湖のベヌタン湖を水源としている事や海に近い事もあり、水に縁のあるランドマークや施設が少なくない事も押えておきたいポイントです。
ラパウの詳細について。
王族が特別な儀式で使うホールであるラパウは、黄金のドームで出来た天井等が特徴です。1968年8月1日には現在の国王であるハサナル・ボルキアが、此処で戴冠式をした事でも知られています。ちなみに、2011年の7月から使用される様になったブルネイの新紙幣の透かしには、このラパンの内部の様子が印刷されている事もポイントです。バンダルスリブガワンのランドマークの中でも、ブルネイ王族の特別な儀式に使う場所ですので誰でも自由に入れる施設というわけでは無く入る為には、公の許可が必要になります。付近には、デワン・マジルスというバンダルスリブガワンの古い国会議事堂が隣接していたりもしますが、基本的にはそれらのランドマーク巡りをする中で、ラパウのある建物を外側から見学する範囲が一般的です。紙幣に使われている時点で、ブルネイのシンボルと言っても過言ではありません。
ブルネイの王族が特別な儀式に使うホールが、ラパウです。首都のバンダルスリブガワンに立地しており、紙幣に使われている事等もポイントになります。数あるブルネイ内のランドマーク内でも特別な場所なので、入るには公式の許可が必要です。この付近にあるランドマークのロイヤルレガリア等を巡る途中で立地する建物を外側から見学する範囲が、一般的な観光範囲と考えると齟齬がありません。