マカオ半島に行ったら聖ヨセフ聖堂は外せない観光スポット

マカオは世界遺産といった歴史的な観光地以外にも、カジノや巨大リゾートがあるなどたくさんの見どころがある観光地です。東洋と西洋の文化が混ざりあった町並みは、世界中から非常に人気の高い場所であり日本からの直行便もあることから国内から観光旅行に行く方も年々増えてきています。香港の南西70kmの場所にあるマカオ半島は1999年に中国に変換されるまではポルトガル領であったため、植民地時代の西洋風建物や中国らしさが感じられる寺院のコントラストが特徴です。

マカオ半島でおすすめの観光スポットとは

大都市である香港の近代的な風景も圧巻ですが、マカオには歴史地区に世界遺産にも登録された建造物が複数あったり、カジノをはじめとしたエンターテインメントを思い切り楽しむことが出来るリゾート地となっています。マカオ半島に足を運んだら必ず訪れるべき観光スポットとしておすすめするのが「媽閣廟(マーコミュウ)」です。媽閣廟とは1488年建立されたマカオ最古の中国寺院であり、媽閣の広東語読みがマーガオであることから、マカオという地域名はこの寺院に由来しているといわれています。この寺院には航海の女神をはじめとして、4つの堂に複数の神が祀られている特徴があり、この地から道教や儒教、仏教が混在する中国文化の一面を知ることが出来る貴重な場所となります。寺院内は観光客や参拝客で混雑しているので、混雑を避けたいなら早朝に訪れることをおすすめします。

マカオに行ったら絶対行きたい聖ヨセフ聖堂

マカオ半島に訪れたら必ず立ち寄りたい観光地の一つが聖ヨセフ聖堂です。聖ヨセフ聖堂は1728年にイエズス会宣教師の育成を目的としてヨセフ修道院が立てられ、1758年になると修道院に隣接して教会が建てられた歴史があります。聖ヨセフ聖堂は非常に優美で荘厳な空気に包まれた教会であり、建築様式も典型的なバロック様式となっています。マカオにある歴史的な建造物の中でもドーム型の点状を持つ教会は非常に珍しく、ドーム天井部分に刻まれたイエズス会の紋章は非常に美しい仕上がりになっていると評価されています。天窓からは2列に規則正しく並ぶ外光が差し込むことで、建物の中は明るさが満ちて荘厳な風景は見ごたえがあります。聖ヨセフ聖堂への交通アクセスは、マカオ半島の三巴仔横街にあり、セナド広場から徒歩10分の場所となっています。

マカオは小さなエリアの中に、世界遺産や絶景スポットなどの見どころがギュッと詰まっていることから、香港に観光旅行に来る多くの方が立ち寄る場所だといわれています。香港から日帰りも可能な場所となっているので、マカオに観光に行きたいと思っているなら事前に計画を立てて観光地を効率よくまわって最大限楽しむことをおすすめします。

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