ルアンパバーンからトゥクトゥクで60分・絶景が見られるクアンシーの滝

ラオスの中でも街そのものが世界遺産になっているルアンパバーンは、かつて王都として栄えた歴史ある街として人気のあるエリアです。宮殿や寺院などの見どころのある建造物も多いですが、クアンシーの滝もこの場所ならではの景観が魅力的なスポットです。そこで今回は、ラオスのルアンパバーンにあるクアンシーの滝についてご紹介します。

メコン川近くのクアンシーの滝とは

ラオスのルアンパバーンからトゥクトゥクで南西に約60分ほど行ったところにあるクアンシーの滝は、メコン川の本流よりもやや離れた山の中にあります。この滝はいくつもの滝の流れが段になっていて、水の流れが美しくまさに絶景といった景色がある名所です。白い糸のように、幾筋もの連なる水の流れは繊細でありながら雄大な雰囲気もあります。滝つぼの水は緑と青が混ざったような美しいエメラルドグリーンです。滝は丸みのあるプールが複雑に連なったような形をしています。水に含まれる石灰質の沈殿物によってできたトラバーチンが作りだした景色を見ることが出来る場所です。滝の周囲は自然公園で森林が広がっていて、豊かな自然を感じる場所にあります。入場券をクアンシーの滝に行くには購入してゲートから入場することになっています。

クアンシーの滝の楽しみ方や周辺の様子

石灰華段の独特な風景があるクアンシーの滝は、滝そのものを見学するだけでも十分楽しむことが出来る場所です。写真映えする場所もいくつもあるので、写真が趣味な人にとっても満足できるのではないでしょうか。滝の側ではマイナスイオンを浴びることが出来るので、リフレッシュした気分になることもできるはずです。滝つぼは閉鎖されているところもありますが、立ち入りができるところもあるので、泳ぐ観光客もいます。また滝の側には遊歩道もあり、流れに沿って散策をすることもできます。トーチジンジャーというショウガ科の多年草が多く生えている所でもあり、日本ではほとんど植物園でしか見かけることのない植物があることもあります。木々が生えている自然の中を歩いて、滝の上の川まで訪れることも可能です。野趣の感じられる橋があったり、ピクニックテーブルが設置されているエリアもあります。

ラオスのルアンパバーンから訪れることができるクアンシーの滝についてご紹介しました。クアンシーの滝は美しいトラバーチンの滝や東南アジアらしい植物を見学して、異国情緒を楽しめる場所です。ラオスやルアンパバーンへの旅行を計画しているのなら、エメラルドグリーンの滝つぼが美しいクアンシーの滝も訪れてみてはいかがでしょうか。

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