韓国屈指の天然温泉「温陽温泉」と周辺のおすすめ観光地3選

日本から飛行機で2時間で向かえる韓国は、近場の観光地として人気があります。美容大国としても名高く、特に日本人女性達が多く訪れる観光地で「温陽温泉」という天然温泉が湧き出る牙山市は、韓国で今注目を集める観光スポットになりました。ここでは温陽温泉とその周辺のおすすめ観光地を紹介していくので、参考にしていただけると幸いです。

韓国最古の「温陽温泉」

韓国の忠清南道牙山市の南部にある「温陽温泉」は、850年頃に開かれた温泉地で韓国最古の歴史を有しているところです。朝鮮王朝第5代世宗王が身体を癒したこともあるほどの名湯で、弱アルカリ性の性質となっています。計25軒の観光ホテルやユースホステルがあり、観光客はもちろんのこと韓国国内からも大勢の人々が集っている人気観光地です。源泉かけ流しで約100度の温度となっており、温泉街の至る所で玉子や野菜を茹でた販売しているスタンドを見かけることができます。

風光明媚な「鳳谷寺」

牙山市から南へ26kmの山間部にある「鳳谷寺」は、720年代に建立された仏教寺院です。切り立った崖の上に築かれており、懸崖造りという古式建造建物となっているのが特徴です。約420ヘクタールの広大な敷地には百済時代に築かれた庭園と池があり、春になると美しい牡丹の花で彩られます。1992年にユネスコ世界遺産に指定され、観光スポットとして世界各国からたくさんの人々が訪れています。韓国三十三か所名刹のひとつにも選ばれており、風光明媚な景色を堪能できるところです。

牙山市のランドマーク「排芳駅」

牙山市の中心部にある「排芳駅」は2012年に建て替えられた駅舎で、韓国国内最大規模の大きさを誇っているターミナル駅です。近代的なガラス張りの美しい駅舎となっており、デパートやレストランなどの商業施設が計150とホテルも併設されています。この「排芳駅」は韓国高速鉄道の南部の玄関口を担っていて、ここから釜山・ソウルに向かう特急に乗車することが可能です。「温陽温泉」に向かうバスが駅前から運行されており、牙山市を訪れる観光客は必ず一度は立ち寄ることになる場所です。

以上、韓国・牙山市にある「温陽温泉」と周辺のおすすめ観光地の紹介でした。食に文化と魅力があふれる韓国は日本だけでなく世界各国から注目されている一大観光地です。「温陽温泉」のような長い歴史がある温泉もあり、日本とよく似た文化を持つ韓国であれば、気負いすることのない楽しい観光旅行を満喫できることでしょう。

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