マレーシアの観光で外せないイポーはレトロで魅力的

マレーシアには離島のリゾートやクアラルンプールなどが有名ですが、観光地として外せないのが、イポーです。クアラルンプールから高速鉄道で2時間半ぐらいのところにあり、マレーシアでは3番麺に大きい都市です。あまり知られてませんがリゾートやレトロな建物も多くて大変魅力に溢れてます。ただの街並みを歩くだけでも素敵な建物が多数建ち並んでいて、のんびりしながらヨーロッパのような雰囲気がします。

ケリーズ・キャッスルは素敵な城

マレーシアのイポーで有名な城といえば「ケリーズ・キャッスル」で、20世紀に入植したスコットランド人ウィリアム・ケリー・スミスが自宅として建築しました。外観はマレーシアとは思えないような欧州の雰囲気があり、イスラム的な装飾も施されていてかなり特徴があります。建築途中でケリーは亡くなってしまい未完成のままで半ば廃墟のような感じも持ってます。現地の労働者にはケリーは大変人気があって、城の敷地内に労働者のためのヒンズー寺院を建築し、労働者はお礼に彼の銅像を建てました。少し謎めいた感じもありながら異国で暮らしたケリーの色々な苦労などもこの城から伝わってきます。イポーにきたら絶対見ておきたい観光地です。

白くて美しいイポー鉄道駅と三寶洞寺院

マレーシアのクアラルンプールからイポーを訪れた観光客が、一番最初に降り立つのがイポー鉄道駅です。この駅の魅力は何と言っても真っ白な建物で、1917年に建築されたコロニアル形式で見た目が宮殿のような豪華な造りです。昔は2階と3階部分はホテルで、旧市街地にあるため周辺に店などが少ないですがイポではイギリス植民地時代の面影を残してます。もう一つ有名なのが石灰岩の洞窟に建築されている寺院の三寶洞(サン・ポ・トン)寺院で、一番古い創建は19世紀後半、洞窟の中にたたずんでいる門などの建築物、仏や神々の彫像は洞窟内のせいかより神秘的です。寺院前に美しいパビリオンや庭園もあって、休憩や亀の餌やりなども出来ます。

霹靂洞寺院や人気テーマパークも人気

イポー市街からバスで15分で一番簡単に行ける洞窟寺院が「霹靂洞(ペラトン)寺院」で、中国の僧侶が1926年に建築した寺院で内部に金色に輝く仏陀座像が鎮座してます。寺院が標高122mと小高い場所にあって、美しい眺望を楽しめるのも魅力で中国系移民が多いイポーならではの景観です。歴史スポットが多い街ですが、水と自然のテーマパークも人気で「ロストワールド・オブ・タンブン」があります。山深い地形を活用したプール・温泉・遊園地・動物園などなんでも揃っていて、子どもから大人まで一日中楽しめます。

マレーシアのイポーは首都のクアラルンプールから電車で2時間で行けるので便利で、美食の街やアートの街としても有名です。国内では比較的大きい都市ですが、日本だとあまり知られてません。ヨーロッパのような雰囲気の建物が並んでいてレトロで可愛い街並みなのでインスタ映えも間違いないですし、美味しいスイーツも多いので女性にもおすすめしたいところです。

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