ミャンマー秘境のタアウンジーは遺跡や奇祭など見所が一杯

タアウンジーはミャンマーのシャン山脈の麓に広がる都市で、シャン族とインダー族が住民の大半を占めます。イギリスの植民地時代にはタアウンジーはシャン州の州都がおかれていました。19世紀末にイギリス軍がインレー湖東岸から健康や地政学的理由により、タアウンジーに司令部をうつしたことがきっかけで経済発展が始まりました。

シャン州の政治経済の中心地

タアウンジーはミャンマー中部に位置するシャン州の政治経済の中心地で、海抜1400mの高原地帯に立地しインレー湖の東15kmの場所にあります。ミャンマーの海岸沿岸や南部などでは熱帯性気候になりますが、ダアグンレーは中部の高原地帯で、年間を通じて気温が高く冬でも温暖な温暖気候に属するため、ミャンマー国内では有数の避暑地として有名な土地です。飛車でバカンスに訪れる観光客をあてこんでゴルフ場も整備されているほどです。有名なカクー遺跡への玄関口にもあたります。

タアウンジー近郊のカクー遺跡

ミャンマー中部のタアウンジーから南へ42kmほど離れた場所に、有名なカクー遺跡があります。その後継の存在感は圧倒的で垂直方向にそそりたつ仏塔が、死海一杯に建立されている様を目にすることが出来ます。カックー異性の仏塔の数は実に2478塔に登りますが、最初に遺跡の建設が着手されたのは、紀元前3世紀にさかのぼります。とりわけ巨大な2本の仏塔の内1つは12世紀に建立されたものと推測されていますが、それ以外の大半のものは16世紀から18世紀の掛けての時期に建立されています。

タアウンジーの奇祭、気球祭り

ダアウンダーではミャンマー国内外でも珍しい、気球祭りが毎年のように開催されることで知られています。もっとも同様の祭り自体は日本を含めて、世界の何箇所かで開催されています。ダアウンダーの気球祭りがユニークなのは、とにかく過激なことです。しばしば気球が爆発し、けが人も毎年でることから安全性には十分注意が必要です。気球祭りが開催されるタイミングは、毎年11月の満月の頃でミャンマーの暦で、お釈迦様が地上に降りてくる祭日にあたります。昼間から子供向けの小型の気球からスタートしますが、18時ごろから一番盛り上がる夜の部がスタートします。

タアウンジーはミャンマー中部シャン州の政治・経済の中心地です。南に42kmほどの場所にある、書くー遺跡への玄関口にあたる場所です。カクー遺跡は2478塔に及ぶ仏塔の存在感は圧倒的です。そしてタアウンジーでは毎年11月のお釈迦様にちなんだ祭日に開催されます。しばしば離陸直後に爆発するなど過激なことでも有名な奇祭です。

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