スリランカのネゴンボとはどんな観光地なんですか?
ネゴンボは、別名でニゴンボとも呼ばれるスリランカの西部州のガンパハ県に立地した町の事です。漁業と観光で知られた美しい町で、人口規模も12万8,000人を誇りスリランカでは5番目に大きい町でもあります。スリランカ内でも、西欧風の生活スタイルが浸透した町としても有名です。今回はそんなスリランカ屈指の観光都市ネゴンボのポイントを2つ程述べていく事とします。
ネゴンボの町の詳細。
ネゴンボはスリランカ最大の貿易都市であるコロンボから見て、北へ約37km程の地点に立地しています。バワ建築のホテルや家族経営のゲストハウスが多数ビーチ沿いに並んでおり、ビーチの美しさとシーフード料理が美味しい事でも定評があります。スリランカでは最大規模のフィッシュマーケットがある事でも有名で、シーフード料理が好きな人でしたら此処で現地ならではの掘り出し物を探すというのも悪くありません。他にも、オランダ時代に建設された運河が町中を走っている事もポイントです。ちなみにビーチや運河関係以外にも、植民地化以降カトリックが主軸になっている事もあり、教会芸術を楽しみつつ散策するのも選択肢になります。聖メアリー教会にシーストリート教会等、リトル・ローマという愛称も付いている程見ごたえがあります。
ネゴンボ・ラグーンについて。
ネゴンボには幾つものランドマークがありますが、その中でも屈指の物がネゴンボ・ラグーンとなります。マングローブの林には、190種類もの野生の動植物が生息しており、周囲の美しい風景とも重なって野性の楽園の様相を呈しています。スパイスが多数採れる場所でもあるので、後で現地ならでのスパイスを探しに行くというのも悪くありません。ホテルによっては、昼間と夜にバードウォッチングツアーを組んでいる所等もあるので、その辺に期待して参加してみるのも1つの選択肢です。ガイドによる鳥類の説明も聞けますので、それを参考にして好奇心を満たしたり、風景を楽しんだりで色々な発見が期待出来ます。
ネゴンボフィッシュマーケットについて。
フィッシュマーケットといえば、日本では築地という印象がありますがネゴンボの物は日本の物とはまた違った印象がある場所です。スリランカ最大のフィッシュマーケットである事もありますが、出かけるのでしたら、皆が魚を入手する為に集まる朝方が特にお勧めです。朝だけの風物詩として、地引網を皆でやっている風景や現地の人達が魚を干している風景等も見れますし、鰹節の現地版であるモルディブ・フィッシュ等も此処で入手する事が出来ます。単純に様々な魚を見物するだけでも楽しいですが、試食を進めてくる人も結構居ますので、変わった味を求めて探索するのも悪くありません。
美しいビーチとマングローブ等の、南国リゾートを満喫出来るスリランカ屈指の観光都市がネゴンボです。街中にも運河やキリスト教会等見所が沢山ありますので、スリランカ訪問の際には外す手はありません。特にネゴンボ・ラグーンとネゴンボ・フィッシュマーケットは訪問したならば、必ずチェックしておきたいランドマークの双璧です。自分なりの楽しみ方を考えながら、訪問してみる事をお勧めします。