世界遺産やブッダの聖域!?スリランカのキャンディの観光スポット!
キャンディはスリランカの州都の一つで、スリランカ中部において中心的な存在です。インドネシアはセイロン島と呼ぶ島にある国、セイロン島のほぼ中央にあるのがキャンディと呼ぶ都市です。シンハラ人による最後の王朝の都などの歴史があり、キャンディには8つの世界遺産、数あるブッダの聖域として知られており、スリランカの観光の中でも人気を集めているようです。
佛歯寺や王宮建造物群はキャンディの文化財
スリランカのキャンディには8つの世界遺産があるといわれていますが、佛歯寺はそのうちの一つです。ダラダー・マーリガーワ寺院と呼ばれることもある、仏教の聖地でブッダの犬歯が収められているといいます。ブッダは釈迦のことを意味するもので日本語では仏陀、犬歯は仏歯を意味するものです。ブッダの死去後に歯を遺骨と同じくインド各地に分割されたが、王都が移動するたびに仏歯も移動してキャンディの仏歯寺に納められているといわれており、キャンディはブッダの聖域であることがわかります。
キャンディ湖も人気観光スポットの一つ
スリランカ中部州のキャンディには、人造湖でもあるキャンディ湖があります。この湖は19世紀の初め頃に12年の歳月をかけてキャンディ王国最後の王が造ったもので、湖の中央部には小島があり王のハーレムとしての役割をもっていたといいます。なお、湖畔には佛歯寺があるためキャンディ湖に行けば同時に2つの観光スポットを巡ることもできるわけです。さらに、湖畔周辺にはキャンディ王宮をはじめ、数多くの仏教寺院が点在しており、スリランカの歴史を感じることができる場所が多数あります。
キャンディはスリランカの古都
キャンディは毎年8月にペラヘラ祭りと呼ぶイベントが開催されており、仏陀の歯をゾウの背に乗せて町中を練り歩きます。スリランカを代表する古都でもあるキャンディには、コロンボとの間にあるゾウの孤児園も人気の観光スポットになっています。ここは、ピンナワラのゾウの孤児園と呼ばれるスポットで、親とはぐれてしまったり親を亡くしてしまった子ゾウを保護しています。生育したときには寺院やゾウ使いなどに引き取られるといわれており、その間の様子をこの孤児園で見学させて貰えます。
スリランカと日本の時差は約3時間半といわれています。海外旅行に出かけるとき時差が大きいと元の生活に戻るのがちょっと不安に感じる人も多いのではないでしょうか。キャンディは時差が少ないスリランカの州都の一つで、8つの世界遺産があることやブッダの聖地としても有名な場所です。また、コロンボとキャンディの間にはゾウの孤児園があり迫力満点のゾウを見学することができます。