日本の中心に位置する愛知県の観光都市「名古屋」

名古屋市は、愛知県西部に位置する愛知県の行政と金融の中心地であり、全国第3位の人口を有する政令指定都市です。名古屋市は、日本の戦国時代を牽引した織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑とゆかりが深く、「名古屋城」や「大須観音」などの歴史的建造が多い一方で「リニア・鉄道館」「レゴランド・ジャパン・リゾート」などの新しい観光スポットもある都市です。また、2022年には愛知青少年公園内に「トトロ」や「魔女の宅急便」などの世界観を再現した「ジブリパーク」がオープン予定です。

日本三大名城「名古屋城」

名古屋城は、徳川御三家筆頭「尾張徳川家17代」の居城であり、大阪城と熊本城とともに日本三大名城に数えられる城です。名古屋城は、「尾張名古屋は城でもつ」と伊勢音頭にと歌われるほど大規模な城であり、旧東海道七里の渡しのある「熱田神宮」の門前町から堀川運河が掘削されました。名古屋城は、1615年の竣工当時の絢爛豪華な本丸御殿が2018年に一般公開が開始されていますが、2028年には木造による新天守閣が完成予定です。また、本丸御殿の近くには「義直ゾーン」と「宗春ゾーン」の2エリアで構成される「金シャチ横丁」があり、金シャチ横丁には「ひつまぶし」や「味噌トンカツ」など名古屋めしを中心に愛知県内の有名な飲食店が数多く営業しています。

日本武尊ゆかりの「熱田神宮」

熱田神宮は、名古屋城の海の玄関口となる旧東海道「七里の渡し」に隣接する創建1,300年以上の神社であり、物部氏ゆかりの尾張氏が「日本武尊」の形見となった「草薙剣」を安置するために建立した神社です。熱田神宮は、日本武尊だけでなく「楊貴妃」や「空海」など伝説が数多く、清水社裏の泉にある石は楊貴妃のために建立された石塔の先端とされ水をかけると願いが叶うとされています。また、桶狭間の戦いに臨む前に織田信長が戦勝祈願したとされる縁起の良い神社であり、パワースポットとしても人気の神社です。

レゴランド・ジャパン・リゾート

レゴランド・ジャパン・リゾートは、全世界で8カ所目となるレゴブロックのテーマパークであり、2017の開業後水族館「シーライフ名古屋」と公式宿泊施設「レゴランド・ジャパン・ホテル」に加え「レゴニンジャゴー・ワールド」が新しいエリアが開業しています。園内には、様々なアトラクションが楽しめる「アドベンチャーゾーン」や「ナイト・キングダムゾーン」「パイレーツ・ショアゾーン」に加え、全天候型施設「ブリックトピアゾーン」やレゴブロックの製造工程が良く分かる「ファクトリーゾーン」など子供から大人まで楽しむことができる愛知県を代表する観光スポットです。

名古屋市は、「名古屋城」や「大須観音」など既存の歴史的建造物に加えて「木造名古屋城」や「名古屋城本丸御殿」など新しい建造物の整備が行われる一方で、レゴランド・ジャパン・リゾート」や「ジブリパーク」など新しい観光スポットが整備されている都市です。名古屋市は、東海道新幹線や中部セントレア国際空港に加えリニア中央新幹線の開通が見込まれている公共交通機関が充実している都市であり、名古屋駅前には世界的ブランドの宿泊施設が数多く開業しており観光しやすい都市です。

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