台北の龍山寺は台湾らしさが溢れる欠かせない観光スポット

台北は日本人にとってもおなじみの魅力ある観光地です。その中にはいくつもの見どころがありますが、龍山寺は多くの人が注目するスポットになっています。日本と共通する文化を味わいつつ、日本との決定的な違いを味わうことが出来ます。海外ならではの魅力が詰まっています。台湾を身近に感じるとともに、やはり外国なんだなと思わせてくれます。

電光掲示板が彩る台北の龍山寺

台湾の龍山寺を訪問した人を最初に迎えるのは大きく立派な門です。多くの人が訪れるだけあって堂々とした姿を楽しむことが出来るのですが、おそらく多くの日本人の目をくぎ付けにするのは入口に堂々と設置されている大きな電光掲示板です。サイズも大きく、様々な情報を動く文字情報として道行く人に伝えるその姿は決して控えめなものではありません。日本ではお寺に電光掲示板を使うというイメージがそもそもありませんが、台湾では歴史と伝統を感じる環境の中に堂々と電光掲示板を設置しています。日本人にとっては非常にシュールな眺めになるのですが、これも文化の違いだろうと考えると非常に興味深く感じられます。この点を除けば日本国内のお寺と同じように歴史と伝統を感じる環境が存在しています。この何とも言えない雰囲気が海外を感じさせてくれます。

まじめに勉強をする台湾の方に感動

台北にはたくさんのお寺がありますが、基本的に観光地として作られたものではありません。昔から地域に根付いたものであり、そこには真剣に学ぶ台湾人も多いというのが現実です。そのため、観光地化が進んでしまったお寺の中には、観光客をよそ眼に勉強に励む人の姿を確認することもできます。これはパフォーマンスではなく、本当に真剣に学習をしている方々であるため、環境客が迷惑をかけることの無いようにしなければなりません。このように真剣に勉強をする文化は日本ではすっかり見られないものになりました。しかし台北では現在でも幅広く勉強をしようとする人がお寺の境内で学びを深めている様子を見ることが出来ます。勤勉さには定評があるといわれる日本人も、台北のいくつかのお寺で見ることが出来る現地の方の学びの姿に感動することが出来るでしょう。

龍山寺には日本にはないお寺の魅力が詰まっています。現代技術との融合を楽しませてくれる電光掲示板もそうですが、今なお真剣に学ぼうとして龍山寺などに集まる数々の人々の姿には感動させられます。龍山寺をはじめとする各種お寺が人気である背景には、日本との共通点を身近に感じることが出来る一方で、違いについても良くわかるという点がありそうです。

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