韓国の新しい魅力が発見できる!高城郡とDMZの魅力って?

韓国は日本から一番近い国でもあるので、海外旅行の行き先として人気が高いスポットとなっています。韓国と言えばソウルやプサンなどの大都市へ観光に行くという方がほとんどだと思いますが、もっと違った魅力を堪能してみたいという方は、高城郡を訪れてみるのがおすすめです。今回はその魅力とおすすめスポットを紹介していきます。

軍事境界線を間近で見学

全く違った国という印象のある韓国と北朝鮮ですが、実は二つの国に国境はありません。1950年に勃発し、今は実質”休戦中”となっている朝鮮戦争の最前線である軍事境界線というものが二つの国の間に引かれています。高城郡のDMZと呼ばれる地域ではその境界線を間近で見学することが出来るので、最近観光スポットとしても人気を集めています。DMZには様々な形で戦争や歴史を感じることが出来る痕跡が残っているので、歴史を肌で感じたいという方には特におすすめです。DMZでは北朝鮮の金剛山という名山もみることが出来る展望台や、青く澄んだ日本海の景色を堪能することも出来ます。民間人が入れないゾーンももちろんあるので、DMZに行ってみたいという方はバスツアーなどを利用して行くとスムーズな観光が出来ます。

平和の大切さを伝える平和公園

高城郡の坡州(パジュ)という場所の最北にある平和公園「臨津閣(イムジンガッ)国民観光地」では、韓国と北朝鮮が長い戦争をしているからこそ伝えられる平和の大切さを感じることが出来ます。この公園は民間人が自分の足で一番軍事境界線まで近づけるスポットでもあるので、多くの観光客が訪れます。敷地内には休戦する前の朝鮮戦争の激戦の跡が残されていたり、離散家族の断腸の念と統一への願いが込められた祭壇が設けられていたりと、歴史を存分に感じることが出来るスポットが点在しています。さらに美しい景色が見られる展望台や韓国料理が楽しめるカフェ、お土産屋さんを兼ねた売店などもあるので、ゆっくりと散策すればソウルでは味わえない感覚になることが出来ます。高城郡に観光に訪れるなら、外せない観光スポットの一つです。

ソウルにはたくさんの魅力がつまっているので、韓国に行ったらいつも訪れるという方も多いと思いますが、高城郡のDMZにはソウルから1時間程度で行くことが出来ます。訪れるだけで朝鮮半島の歴史を感じることができ、平和とはなんなのかということまで考えさせられるスポットとなっているので、韓国の違った魅力を感じたいという方は一度訪れてみることをおすすめします。

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