モルディブのランドマーク「大統領ジェティ」とマレのおすすめ観光地

インド洋に浮かぶモルディブは、世界屈指のリゾート地として高い人気を誇っている国です。首都マレには年間約300万人もの観光客が訪れていますが、訪れる人々が一度は目にするのが「大統領ジェティ」という名が付けられた港です。この港では豪華客船も寄港しており、観光地としても有名な場所です。ここでは「大統領ジェティ」の詳細情報と、おすすめ観光地を紹介していきます。

帆船を模した港「大統領ジェティ」

ヴェラナ国際空港に隣接してる「大統領ジェティ」は、2015年に建設されたフェリー並びにクルーズ船が利用できる大型港です。帆船を模しているフェリーターミナルビル内にはレストラン、土産物店・免税店といった商業施設が入居しています。以前は木造の小規模なフェリーターミナルしかありませんでしたが、独立50周年を記念して建設されました。フェリーターミナルビルの開港式典で、以前のマレ港から「大統領ジェティ」という名称になることも発表されて現在に至ります。港一帯には遊歩道と公園も整備され、モルディブを代表する観光名所となりました。ヴェラナ国際空港を離発着する航空機の窓からも「大統領ジェティ」を眺めることができ、モルディブを訪れる観光客を出迎えているランドマークです。夜になるとライトアップもなされるため、記念写真スポットとしても人気です。

人工島にある「フルマーレ」

「フルマーレ」はマレの西部にあるテーマパークで、1998年にマレ湾の一部を埋め立てて造成された人工島内に位置します。2000年にモルディブで唯一のテーマパークであり、観光客だけでなく現地市民も数多く訪れているほどです。約1,200ヘクタールの広大な敷地面積を誇り、テーマパーク内には計160種類のアトラクションが設置されています。ウォータースライダーに至っては人工島から外海を巡る豪快なコースとなっており、世界テーマパーク12選のひとつに選定されました。人工島内には「フルマーレ」の他にホテル・カフェ・大型ショッピングセンターなどもあり、宿泊しながら観光を満喫することも可能です。マレの中心部とヴェラナ国際空港から「フルマーレ」行きの直行シャトルバスもあり、アクセスしやすくなっています。

以上、モルディブの首都マレにある「大統領ジェティ」と、おすすめの観光地の紹介でした。大統領の名前を持つフェリーターミナルは世界でも類を見ない珍しい観光スポットです。真っ白な帆船を模したビルで、モルディブのランドマークとして訪れた際は見ておく価値はあるでしょう。大型テーマパークもあり、モルディブはリゾート旅行を存分に満喫できるところです。

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