昼と夜とでは違う表情!両方押さえておきたいジャワ島のイジェン火山

インドネシアのジャワ島旅行といえば、歴史的な寺院や美しいビーチなどの見どころある観光スポットが多くあります。中でもアウトドアが好きな人におすすめなのがイジェン火山です。標高2443メートルの山で大きなカルデラ湖があることでも知られています。今回は初めてジャワ島に行くならぜひ訪れて欲しい、イジェン山の見どころをご紹介します。

青い炎が神秘的な夜のイジェン火山

月面のような雰囲気があるブロモ山もインドネシア・ジャワ島の有名な観光名所の1つですが、その東に位置している活火山がイジェン山です。ここは夜に訪れると、暗闇の中で青く光る炎が見られるとして近年インドネシア旅行する人に話題を集めている注目のスポットです。暗い闇の中にぼうっと浮かび上がる青い炎が連なるさまは幻想的で、ここでしか見ることのできない景色として人気を集めています。というのも、実はここは周囲から硫黄のガスが吹き上がっている場所です。地下から吹き上がった硫黄ガスが空気に触れると発火し、このような青い炎が見られます。しかしこの幻想的な風景を見るためには、夜に山に登らなくてはなりません。旅行の場合にはナイターツアーに参加して訪れるのが一般的です。車で登山口に向かい、そこからは徒歩で登山をおこないます。観察に適したポイントはクレーターの内部で、風向きによっては危険をともないますが美しい絶景が見られます。

火口湖が美しい日中のイジェン火山

幻想的な青い炎が揺らめく、夜のイジェン火山の火口の風景はぜひこの山を訪れたら見ておきたいところですが、そのような夜の景色とはまた一転した昼間の景色もインドネシア・ジャワ島旅行での見どころの1つです。日が昇った日中のイジェン火山では、グリーンとブルーが混ざり合ったような絶妙な色のカルデラ湖の様子を見ることができます。もうもうと噴出するガスの噴出口やごつごつしたカルデラの岩肌、エメラルドグリーンの湖の大きさに地球の偉大さを感じることができるでしょう。もちろん昼間の場合も風向きによっては有害なガスの影響を受けてしまうので、注意が必要になることには変わりありません。美しい色の水は強酸性で、もちろん入ることはできない湖です。危険がともない、苦心して山登りをした人だけが見ることができる絶景がイジェン山の頂上にはあります。

今回はインドネシア旅行に訪れる際に見どころの1つとなるイジェン山の夜の魅力と、昼間の魅力についてご紹介しました。青い幻想的な炎が見られる夜の火口と、エメラルドグリーンの火口湖が美しい日中のカルデラ、どちらもそれぞれ違った景色が特徴です。ジャワ島旅行を計画しているのであれば、ぜひイジェン火山もルートに加えてみてはいかがでしょうか。

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