フィリピンの首都マニラの特徴や主要な観光地について

フィリピンというと、リゾート地として有名なセブ島が人気ですが、活気あふれる南国の大都市であるマニラも最近注目されています。アジアならではの混沌とした雰囲気が漂う一方で、オシャレな飲食店や快適なホテルも多いですし、比較的物価が安いことも魅力です。そこで今回は、マニラとはどんな街なのかや、どんな観光地がおすすめなのかということについて紹介します。

フィリピンの首都マニラの場所や気候

マニラは、フィリピンの首都であり、国の北部にあるルソン島に位置しています。都市自体の人口は170万人程度ですが、周囲に広がる都市圏を合わせると2000万人以上になります。気候は南国によくある熱帯性であり、年間を通して最高気温が30℃前後になるため、いつ行っても夏のような暑さだと言えるでしょう。またこの地域は雨季と乾季があり、6月~10月あたりはかなり雨が多くなります。そのため、雨を避けたいのであれば1月~4月あたりの乾季に旅行するのがおすすめです。飛行機に関しては、日本の主要都市からフィリピンのマニラへの直行便が出ており、フライトは4時間~5時間程度になります。

マニラの主要観光地「インストラムロス」

マニラで、最もメインになる観光地は、城壁都市である「インストラムロス」です。かつてフィリピンはスペインの植民地だったのですが、その時代に造られた城壁の中にある街がインストラムロスになります。そのため、この場所にはヨーロッパを思わせるような古い石造りの建築物が多く見られます。中でも見どころなのは、フィリピン最古の教会として知られる「サンオーガスチン教会」であり、世界遺産にも登録されています。他にもこの場所には、マニラ湾を一望できる「サンチャゴ要塞」という人気スポットもあります。

マニラにあるその他の観光地

マニラの観光スポットとしては他にも、サンアンドレス市場や、マニラ湾などがあります。「サンアンドレス市場」は、街の中では少し高級な市場として知られており、質の良い南国のフルーツなどを買い求めることが可能ですし、現地の活気ある雰囲気を味わうことが出来るでしょう。「マニラ湾」は、街の西側に広がっており、その沿岸から望む夕日の美しさは世界三大夕日にも数えられています。また湾岸にはホテルや商業施設が立ち並んでいるので、こうした場所にあるホテルに宿泊すれば、マニラの夕日を思う存分堪能することが出来ます。

フィリピンの首都マニラは、常夏の気候で雨季と乾季があり、旅行におすすめなのは雨の少ない1月~4月です。主要な観光地としては「インストラムロス」という城塞都市があり、ヨーロッパ調の古い石造りの建築物が魅力的です。他にも、質の良い南国のフルーツが買える「サンアンドレス市場」や、夕日が美しい「マニラ湾」も観光地として人気があります。

関連記事