ブータンの首都であるティンプーに足を運んでみよう

幸福度が一番高いと言われているブータンに、観光旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。特にブータンの首都であるティンプーはブータンの歴史や伝統を体感できるだけでなく、観光地に出かけるための中心的な場所になります。ブータンが注目されるようになってから、国外からの旅行客が増えたと言われているティンプーについてご紹介しましょう。

ティンプーへのアクセス

ティンプーはブータン王国の首都で、ブータンの西側に位置しています。日本から行く場合は空路を使って、パロにまず到着します。そこから一時間ほど移動するとティンプーにたどりつくことができます。ティンプーに入国する際はビザが必要なので、注意しましょう。ティンプーにはスパも備えた豪華なホテルから、いわゆるビジネスホテルのようにシンプルに宿泊できる場所まで様々にあります。事前に予約を入れて、宿泊先を決めておきましょう。ティンプーではゾンカ語が中心なので、場合によってはツアーが便利です。

ティンプーの魅力とは

ブータンは仏教国で、ティンプーにも仏教に関係する施設が数多く点在しています。クエンセル・ポダンと呼ばれる巨大な仏像があるスポットからは、ティンプーの風景を見下ろすことができる人気の観光地です。また、政治の拠点であり大僧正がいるタシチョ・ゾンは、夜になるとライトアップされる時期もあります。他にも、小さいながらも美しい建物のチャンガンカ・ラカンを始め、さまざまな僧院や尼僧院があるのがティンプーの特徴でもあります。地元の人たちには厚い信仰の場なので、マナーを守りつつ参拝しましょう。

ドチュラ峠に足を運ぼう

ティンプーに出かけた際に足をのばしたいのが、ドチュラ峠です。ドチュラ峠には多くの旗がはためいていて、百八つを数えるという仏塔が建てられています。この旗はタルチョーと呼ばれる、仏教に深く関わりがある五色の旗です。仏塔はチョルテンと呼ばれていて、この周辺を回ることが仏教にとっても重要な儀礼になります。このドチュラ峠は圧倒的な美しさと絶景とで、多くの観光客が訪れています。最近では、近くにカフェやホテルも建設されたのでより人気となりました。ぜひ、足をのばしてみてはいかがでしょうか。

幸せの国と呼ばれて世界中から注目を集めているブータンは、仏教国としてさまざまな仏教施設が点在しています。その首都であるティンプーでは、仏教国の文化や社会を知るだけでなく、ブータンの生活を垣間見ることが出来ます。観光地としても宿泊施設などが充実化しつつあるので、旅行先に選ぶにはぴったりではないでしょうか。

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