見どころ満載!カンボジア・プノンペンへ行くならここへ

鮮やかで美しい街並みが広がるカンボジアの首都プノンペン。カンボジアの行政や文化・経済の中心地として栄え、フランス植民地時代の歴史的建造物が残っていることから「東洋のパリ」とも称されています。高層ビルが次々と建設されながらも、綺麗な古い街区の名残りを感じることができる場所として、ビジネス客や観光客からも人気の高いスポットです。今回は、そんな魅力満載のカンボジア・プノンペンの観光スポットをご紹介します。

一度は見ておきたい!王宮とシルバーパゴダ

首都プノンペンに位置する王宮は、国民にとって神聖で特別な地であり、まさにカンボジアのシンボルとも言える場所です。黄金色と白の壁に囲まれた宮殿には現在もカンボジア国王一家が居住しており、国王の誕生日などの重要な行事が執り行われる即位殿は圧巻。さらに、王宮に隣接し、王家の仏教行事が執り行われる寺院・シルバーパゴダも見所です。シルバーパゴダの荘厳な大理石の階段の先に広がる本堂の床には、5,000枚以上もの銀色のタイルが敷き詰められています。その堂内には宝石が散りばめられた仏像や豪華な仏具などが飾られ、数々の国宝級の展示品を堪能することができるのも魅力です。

歴史あるワット・プノンで夢のような時間を

プノンペンを象徴するもうひとつ場所、ワット・プノン。クメール語で「丘の上のお寺」を表すワット・プノンの名からも分かるように、プノンペン内で一番高い位置にある宗教建築であり、さらに一番古いお寺だと言われています。彫刻に挟まれた階段を上ると本堂が見え、その内部には壁一面に描かれた絵図と金色の仏像が鎮座しています。この本堂には、現地の人や観光客がご利益を求めて、祈りを捧げるために訪れる場所であり、カンボジアならではの幻想的な雰囲気を味わうことができるスポットでもあります。さらに、ワット・プノンのシンボルといえば大きな時計台で、記念撮影スポットとしても有名です。

悲しい歴史を残すキリングフィールド

最期に紹介するのは負の遺産として有名な場所、キリングフィールド。プノンペンにあるキリングフィールドはポル・ポト政権によって大虐殺が行われた場所の一つです。現在は寺院が建立され、亡くなった人々を弔う慰霊塔が安置されていますが、収容施設やキリングツリー・犠牲者たちが着ていた衣服の展示・遺品や資料が置かれた展示コーナー、犠牲者達の頭蓋骨が大量に展示されているなど、カンボジアの辛く悲しい歴史の数々を知る場所でもあります。日本語オーディオガイドを聴きながらまわることができるので、平和の意味を改めて考えるスポットとしても一度は訪れてみたい場所です。

アンコールワットが有名なカンボジアですが、それ以外にも首都プノンペンにはたくさんの観光スポットがあります。王宮や寺院を訪れる際には、ひざが見える短パンやスカート・タンクトップやノースリーブシャツの着用は禁じられるなど、厳しいドレスコードがあるので注意が必要ですが、それに気を付けていれば大丈夫。アジア旅行をお考えの方は、美しい街並みや美味しい食べ物など、魅力が満載のカンボジアに訪れてみてはいかがでしょうか。

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