インドのオーランガバードにはたくさんの観光スポットがあります

インドにあるオーランガバードはムンバイの東にあるデカン高原に位置する都市です。オーランガバードの名前はムガル帝国最盛期における皇帝アウラングゼーブから由来していて、市内には妃の墓であるビビ・カ・マクバラー廟やイスラム導師の廟などがあるパーンチャッキーといった観光名所が多く集まっています。人気の世界遺産としてエローラやアジャンタなどの石窟寺院があり、アウランガバードから日帰りで旅行することができるので便利です。

オーランガバードをインドを満喫

インド・オーランガバードはいろいろな観光名所があります。例えばエレファンタ島の場合、ボンベイにあるインド門脇からボートを利用して1時間の距離にあり、ボンベイ湾に浮かんでいる緑の小島です。ヒンドゥー教の石窟寺院などがあってボンベイの観光名所として有名です。山の頂上近くには7つの石窟があり、これらは6~8世紀に掘られたものになります。ヒンドゥー彫刻の宝庫になっていて、中でも高さが5.7mあるシバ神像は創造者や守護者、破壊者などの顔を持っていて、そのダイナミックさには圧倒されるでしょう。いろいろな彫刻があり、シバ神に関係する神話からモチーフにしたものが多く、踊っているシバ神やシバ神の婚礼図などを見学することが可能です。

オーランガバードの至宝を見学

エローラの石窟寺院群は、インドの宗教芸術の至宝と言われています。34窟の寺になっていて、3つの宗教エリアに区分されています。第1~12窟は5~7世紀に掘られた仏教寺院になり、第13~29窟は8~9世紀のヒンドゥー教寺院です。第30~34窟は9~10世紀以降ジャイナ教寺院になっていて、中でも第16窟にあるカイラーサナータはカイラーサ山にあるシバ神を祀った大きな寺院になります。ヒンドゥー芸術の代表作として知られていて、8世紀半ばから1世紀をかけ巨大な岩の塊から掘り進んでいて建物全体が一つの岩から掘り出されました。彫刻でおおわれている壁面の芸術性は見逃せないでしょう。

オーランガバードでブッダ生誕の地を見学

聖地ルンビニはブッダ生誕の地として知られていて、インドの国境近くにありのどかな田園風景が広がっています。ネパール王国バスティ地方のパダリヤ村にあり、マーヤー夫人が左の手にシャーラ樹の枝を握っていて、右手にブッダ(シッダールタ)を抱える釈迦生誕の石像を見学することが可能です。ブッダが生まれてすぐ歩き出して天地をさし、天上天下唯我独尊と言ったとされています。現在も参拝する人の姿が絶えることのない村になっていて、ルンビニにはアショーカ王がブッダの生誕の場所に立てさせた石柱の跡を見学することが可能です。

インド・オーランガバードはさまざまな観光地があり、美しい島を見学することができます。たくさんの遺跡を見ることができ、彫刻でおおわれた寺院を楽しむことが可能です。ブッダ生誕の地を訪れることができ、世界中から多くの観光客や信者がやって来ています。さまざまな神様の像を見ることができ、インドを満喫することが可能です。

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