マレーシアのコタキナバルは穴場の観光スポットに出会える

コタキナバルはマレーシアボルネオ島に位置するサバ州の州都の都市で、ボルネオ島最大の都市です。周辺には熱帯ジャングルが広がり、美しい海が広がります。東南アジア地域で屈指のリゾートエリアとして注目を集めており、豊かな自然を体感できることから子供連れのファミリー層からも人気を集めています。日本ではまだ知名度が低いものの、観光スポットが粒ぞろいです。

スリルを味わい自然を体感、キナバル公園

マレーシア・コタキナバルを代表する観光エリアで知名度が高いのは、キナバル自然公園です。マレーシア全土のなかでの最高峰のキナバル山と、そのふもとのジャングルを含む自然公園で世界遺産にも登録されています。敷地内には世界最大の花「ラフレシア」が生育しています。キナバル自然公園での醍醐味は、キャノピーウォーク、ジャングルの中を張り巡らされたつり橋を縫いながら、スリル満点の雰囲気のなかで大自然を身近で目にすることができます。ジャングル内にはポーリン温泉が整備されており、入浴しながらジャングルの風景を楽しむことも可能です。

コタキナバルの美しい海を堪能したいときは

コタキナバルが位置するボルネオ島のまわりは、太平洋ならではの美しい海を目に出来るビーチがあります。そんな美しい海を心行くまで味わいたいなら、少し足を伸ばしてサピ島やマヌカン島などに行くのがお勧めです。サピ島はコタキナバルからスピードボートで20分ほどの距離で、シュノーケリングに最適です。そしてマヌカン島は海の透明度の高さでは定評があり、サピ島よりもさらに観光客が少ない隠れスポットのビーチです。コタキナバルからはスピードボートで15分から20分ほどの場所にあります。

幻想的なコタキナバルシティモスク

マレーシアのコタキナバル中心部から、バスで10分ほどの場所にはコタキナバルシティモスクがあります。モスク自体は伝統的な建築様式を踏襲していますが、周囲は掘に囲まれているので恰も水に浮かんでいるような幻想的な風景が広がります。イスラム教の宗教施設なので肌の露出を控える等のマナーを順守することが必須ですが、観光客も無料で入場することが出来ます。見学時間は8時から12時、昼の部は14時から15時半となっており金曜日は入場できません。コタキナバル中心部からは少し離れますが、一見の価値はあります。

マレーシアの観光スポットであるコタキナバルには、色々な魅力があります。ボルネオ島の広大な自然を活かした自然公園や、美しい太平洋をたっぷり体感できるビーチの数々など、洗濯するのに困るほどです。ボルネオ島のコタキナバルは、日本国内ではまだ穴場的扱いですが、マレーシアの自然も文化も体感できるのは大きな魅力です。

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